肉体改造な英語ブログ

英語の運用能力を出来る限り上げるためには肉体改造するしか無いんじゃない?

英語喉始めます。

 上川 一秋さん、ジーナ・ジョージさん著の英語喉 50のメソッドという本があります。

 

この本は日本人が意識していなかった下記の日本語独特の特徴を説明します。

  • 喉でブレーキを掛けて一音(子音+母音)ずつ切って発音する発音法
  • 一音が1シラブルになり、一単語に沢山のシラブルが存在すること

 

そして、英語(およびその他多くの言語)には下記の特徴があることを説明しています。

  • つねに喉がリラックスした状態で息、音がブツブツ切れる事無く流れていく発音法
  • 基本的に母音一つに対して1シラブル、結果1シラブルで成立する単語も沢山存在する事

 

この基本説明だけでも僕にとっては衝撃的でした。丁度先日アメリカ人の友人に「日本語ってスピード早いね。マシンガンみたい」と言われたばかりだったのです。

 

英語では"I"という1シラブルの単語で「私は」という意味を持ちます。日本語では「わたしは」は4シラブル必要ですから、同じ意味を伝えるのに4倍の音が必要になる訳です。

 

今までのアメリカ生活の中で感覚的に「ゆっくり話す」「声を低めにする」という2点に注意すると伝わりやすいというのはわかっていましたが、それを理論的に肯定してもらった感じがしました。

 

つまり、日本人にとっては話をする時に沢山のシラブル=音を使うのが当たり前ですが、英語を話す時にその感覚のまま話すと速度が早すぎてしまう。ついでに言うと口が回らない(笑)また、声を低めにすると喉を使いやすい、ということが有るのかもしれないと思いました。

 

 

そして、この本にはそういった特徴を持つ日本語話者がネイティブが理解出来る英語を発音するために必要なトレーニング、メソッドが書かれています。

 

本日、著者の上川さんにオンライン授業をして頂き、僕の英語喉トレーニングが始まったのでした。本当に本当にRの発音苦手だったのですが、授業終了後にネイティブの友達に発音チェックしてもらったところ余裕でRが正確に発音出来る様になっておりました!

 

今までの英語の発音の常識がオカルトだったのでは?と思う程、本質的に発音がわかるようになるメソッドだと思います。

 

あとは反復練習。神経と筋肉に覚え込ませるプロセスに入ります。